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災害

今年(2020年)は最上級台風に発達する可能性 早めの対策と避難を

台風9号、10号と立て続けに接近し、台風10号は特別警報級の勢力になると心配されていましたね。

勢力が強くなる要因として、日本周辺の海面水温が高いことがあります。

今年は猛暑の影響もあり、海面水温がずっと高い状態が続いています。

今後、台風が発生したら、日本に来るまでに勢力が急速に発達し、今までにない最上級の勢力でやってくることが懸念されます。

 

どのようなメカニズムで、台風が発生・発達するのか、最上級の台風にどのような対策を取ったらいいのかをチェックしていきます。

 

台風はどうやってできるのか?

台風は熱帯の海域で発生します。

強い日差しによって海水温が高くなっているため、上昇気流が発生しやすく、水蒸気が渦を巻きながら上空に昇っていきます。

そして雲が作られ積乱雲に発達します。

雲のまわりでは、湿った熱い空気が集まって渦を作るようになり、地球の自転の影響で、中心に向かって反時計回りに渦を巻いていきます。

渦を巻く空気の流れはどんどん早くなって渦が大きくなり、風もさらに強くなって熱帯低気圧になり、中心付近の最大風速が17メートル以上になったものが台風となります。

 

台風は海からの水蒸気をエネルギーにしながら発達していきます。

海面水温が27~28度以上になると発生しやすくなり、主にフィリピンやインドネシアの近くで発生しています。

 

台風の進路はどうやって決まる?

台風は自分自身で動くことはできません。

上空の風によって流されて進みます。台風が発生する地域では東風が吹いているため、東風に流されて西へ進みます。

そのあと太平洋高気圧のふちに沿って北上し、偏西風に流されて北東へ進むことが多いです。

地球の自転の影響で、風がないときは北へ進みます。

 

台風は太平洋高気圧がつくる風に流され、太平洋高気圧の淵に沿うように進んでいきます。

太平洋高気圧のいるところは通れないので、太平洋高気圧のいる位置によって日本のどのあたりを通るのか決まってきます。

 

しばらく海面水温が高い状態が続く→最強台風になりやすい

今年は猛暑で日本周辺の海面水温が30度くらいあります。

台風10号は、その高い海面水温の中をエネルギーを増し、勢力をあげながら九州へ進みました。

このままだと特別警報級の勢力にまで発達して上陸する恐れがありましたが、先に通った台風8号、9号が、九州周辺の東シナ海の海水をかき混ぜたことにより、海面水温が低下したため、そこまで勢力が発達しませんでした。

今後の「台風」 最強クラスに発達する可能性 南の海面水温30℃(日直予報 ...

 

しかし、太平洋側の海面水温は下がらず、30度以上の高い状態のままです。

今後、台風が発生した場合、勢力が強くなる状況になっています。

9月は台風が多い時期で、夏の間西に張り出してた太平洋高気圧が弱まって東へ後退するため、本州のほうへ向かう可能性があります。

 

これから台風が発生すれば、最強の勢力の台風が本州を直撃する恐れがあるので、要注意です。

 

台風の大きさと強さについて 特別警報とは?

台風の大きさは風速15メートル以上の領域の半径の範囲で決まります。

階級風速15メートル以上の領域の半径
大型(大きい)500km以上~800km未満
超大型(非常に大きい)800km以上

 

台風の強さは最大風速によって決まります。

階級最大風速
強い33メートル以上~44メートル未満
非常に強い44メートル以上~54メートル未満
猛烈な54メートル以上

 

特別警報とは?

特別警報のイメージ図 気象等に関する特別警報の発表基準表

画像:気象庁ホームページより

 

台風由来の特別警報では、930ヘクトパスカル以下、または最大風速50メートル以上の予想が出たときに、接近する12時間前に発表されます。

 

台風が接近する前に避難できるよう、普段から台風や災害に備える準備を

台風の場合、ある程度準備する時間がありますが、普段からある程度災害に備えておくと、慌てなくていいでしょう。

台風時に備えておくこと

  • 家の外の物干しや植木鉢など飛ばされそうなものを家の中へ入れましょう。
  • 側溝や排水溝は水があふれないよう、掃除しておきましょう。
  • 雨戸やシャッターがあれば下ろしておきましょう。(窓に養生テープなど)
  • スマホやモバイルバッテリーは充電しておきましょう。
  • 湯船に水を貯めて、断水したときに備えましょう。
  • 飲料水(大人1日3ℓ×3日分)を常備しておきましょう。
  • 保冷剤を凍らせて、熱中症対策に。
  • カセットコンロおよびボンベ、懐中電灯、乾電池、非常食や非常用品の確認をしておきましょう。
  • 非常持ち出し袋の中身を確認しておきましょう。
  • 避難所などの情報を家族と確認しておきましょう。

避難するときの注意点(特に浸水時)

避難するときは、脱げにくい紐靴などがいいです。長靴は絶対NGです!

動きがとりにくくなります。

浸水時の避難は、複数で。単独は危険です。

浸水しているところを歩くときは、長い棒を持って側溝やマンホールなどないか、歩く先を確認して歩きましょう。

両手が使えるよう、できるだけ持ち物はリュックに。

お子さんがいる方は、子供さんの体をロープでしばり、ロープを持つようにしましょう。

車での避難は避けましょう。

 

まとめ

まだしばらくは、大きい台風に用心しなくてはなりません。

被害をなるべく少なくするためにも、自分でやれる備え、自分の命を守る行動を心掛けてください。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。