松重豊さんが主演の「孤独のグルメ Season9」が始まります。
人気のドラマなので、待ち望んでいた方も多いでしょうね。
孤独のグルメといえば、松重豊さん演じる井之頭五郎が食べたいと思ったものを自由に食べるという、五郎さんの至福の時を描いたドラマです。
簡単に言うと中年のおじさんがご飯を食べるだけなのに、なんでこんなに人気があるんでしょうか?
どうして毎回見たくなっちゃうんでしょうか?
人気の理由についてや撮影裏話について視聴者の声をもとにまとめてみました。
また、孤独のグルメは制作費が安いそうです。その秘密も気になりますね。
ここでは
孤独のグルメはなぜ人気か理由を検証!
孤独のグルメの撮影裏話
孤独のグルメの制作費が安い!
についてみて探っていきます。
孤独のグルメはなぜ人気か理由を検証!
孤独のグルメは深夜帯の番組なのに、ファンがじわじわ増えているんですよね。
おじさんがご飯を食べるだけのドラマなのに、なぜこんなに人気があるんでしょうか?
松重豊「孤独のグルメ」第9章の放送開始日が決定、第1話では老舗とんかつ屋へhttps://t.co/mGxcG3DZYu#孤独のグルメ #松重豊 pic.twitter.com/rXTykMmfrr
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) June 22, 2021
気楽に見られる
このご時世、ヘビーな番組が多くて疲れちゃうこともありますが、孤独のグルメのは、何も考えなくても見れるというところがいいですね!
食べ方がいい
松重さんの食べ方がキレイで、とてもおいしそうに食べるところがいいですよね!
孤独のグルメを見た次の日は、その料理が食べたくなります。
松重さん演じる五郎さんがいい
中年のおじさんがご飯を食べているだけなのに、なぜか癒される人が続出です。
ひとりご飯を食べることが楽しそうに感じますよね。
ふらっとQUSUMIのコーナーがいい
番組最後のこのコーナーが楽しみな人も多いのでは・・・?
原作者の久住昌之さんが出る番組最後のコーナーが結構人気です。

「麦スカッシュ」「ゴールデンコーラ」「麦ジュース」など(笑)
久住さんも本当においしそうにビールを飲むんですよね!
こっちも嬉しくなっちゃいます!
このコーナーが本編だと思っている人もいます。
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孤独のグルメの撮影裏話
孤独のグルメには独自の撮影裏話があります。
- 撮影スケジュールは、1話を2つのパートに分ける。1日はドラマパート、もう1日はグルメパート。
- ナレーションは撮影直後に現場で。
- 取り上げる店はスタッフ総出で足と胃袋を駆使する。
- 同じエリア、同じ駅は出来るだけ紹介しない。
などなど。
LPのラストはやっぱりこの曲。レーベルが回ってるのが嬉しい。ジャケットながめながら聴く楽しみ思い出した。 pic.twitter.com/znp3mJ2EiF
— 久住昌之 (@qusumi) June 23, 2021
撮影現場
1話の撮影を2つに分けるのは、かなりの量を食べるため、松重さんに体力的に無理なく芝居ができるようにしてるためです。
松重さんは前日の夜から食事をセーブして、極限までお腹を空かせて撮影に挑んでいます。1発勝負の撮影でマジな勝負をしているそうです。
ナレーションは、グルメパート直後に、ロケバスやお店を借りて行っています。
脚本家も現場に同行し、松重さんの感想を盛り込んだ“心の声”を書いてもらうのだそうです。製作費を抑えるためだったんですが、かえって食べた直後の新鮮な気持ちそのままが、ナレーションにリアルに再現できているといいます。
食べ物を無駄にしない
もちろんなことだと思いますが、食べ物を無駄にしません。
松重さんは少食ですが、残さず食べることをモットーとされています。
そのために前日から食事を抜いて挑んでいるんですよね。
スタッフ
シーズンが始まるとどんな料理を取り上げるか会議が開かれ、その後、スタッフが総出でお店を探すのですが、始めにエリアを決めて5~6人のスタッフで“孤独のグルメらしい”お店を探します。
1日に1人4~5軒回ることもあるそうで、ここぞというお店には2~3度通って交渉しています。
多いときは1話につき50軒くらい回ることもあるそうですよ。
地方の場合は、2泊3日、3泊4日して、監督と脚本家、プロデューサー2人の4人で手分けして、それぞれが1日で10軒回ったこともあったといいます。
お店には放送後に行列になることも多いので、そのこともきちんと話しているそうで、孤独のグルメの知名度が上がってきて、過去に断られた店にOKをもらえたこともあるようです。
初めの頃はスタッフの人数も少なく、照明1人、録音1人のような規模だったそうです。
周りへの配慮
撮影にはエキストラの方やスタッフもいますが、その方たちへの配慮も素晴らしいようです。
撮影後の別日にお店に食べに行く
松重豊さんは、放送が始まるとお店が混むので、撮影させてもらったお店には放送前にもう一度食べに行くと言います。
僕自身、放送が始まっちゃうと行けないので、放送前に実際に行くんですよね。「ああ、来てくれたんですか」「いや、来ますよ。あの時食ってないやつを食べたくてさ」と、そこでまたお店の方と話をします。
で、「次また来るね」といって、放送日が来ちゃって、そこから先は予約しようとしても「すいません、今度の日曜日なんですが……」「あ、すいません、もういっぱいです」って言われて「ああ、そうか。駄目か。ごめんなさい、また電話します」……と、こんなふうに行けない店が山ほどあります。お店の方には「『孤独』でお世話になった松重ですけど」って一言言ってくれればと言われますが、流石にそれは言いませんから(笑)。
引用元:文春オンラインより
混んでから予約を取ろうとしても取れなくて、行けないお店もたくさんあるそうですが、電話した時に「撮影でお世話になった松重です」とは言わないそうです。
お店の方は「ひとこと言ってよ~」と思うでしょうけどね。
「松重です」と言えば優先して予約させてもらえそうですが、それを敢えてしないところが松重さんの「お店とそのお客さん」に対する配慮なんでしょうね。
テレビ東京だからいい
孤独のグルメの企画は、はじめフジテレビに持ち込まれたようです。
多分、テレビ東京でなければ、孤独のグルメの世界観をあのように出せなかったんじゃないでしょうか。
井之頭五郎も松重さんだからいい味を出せていたと思うんですよね。
変に癖のある人だと、キャラクターの良さが出せなかったと思います。
原作者の久住さんの目は間違っていなかったですね。
いろんな良さが重なってできた奇跡の番組なのかもしれませんね。
松重豊と孤独のグルメ
松重豊「最初にこのドラマの話をいただいた時は、『誰が見るの?』という感じだった」 (2014)
松重豊「自分の俳優人生に傷がつくと思った」 (2015)
松重豊「この間【オワコン】という言葉を聞いて、この番組にぴったりだと思った。マンネリもマンネリ」 (2016)
松重豊「おっさんがただ飯食ってるだけ。視聴者がどう楽しむのか、シーズン6をやった今も分からない」 (2017)
松重豊「大晦日にスペシャルをやると聞いてテレ東は大晦日を捨てたなと思った」 (2017)
松重豊「今回をファイナルシリーズにしましょうと提案したが却下された」 (2018)
松重豊「こんな仕事で寿命縮めたくねぇなと、最近強く思うようになりました」 (2018)
松重豊「この間プロデューサーにいつまで続ける気ですか?と聞いたら、人気が無くなるまでと言われて絶望した」(2019)
松重豊「演者が飽き飽きしているのに、まだこの番組を見たがる視聴者がいることが不思議だ」(2020)
松重豊「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟はできています」(2021)引用元:ガルちゃんより
松重豊さんは本気で辞めたいと思っているようですね(笑)
最初は俳優人生の汚点だと思っていたようで・・・
そんな感じが逆に良かったのかも?しれません。
最近はテレビが面白くないと言われる中、これだけ視聴者の心をつかむドラマはなかなかないと思います。
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孤独のグルメの制作費が安い理由!
孤独のグルメは人気番組なのに製作費がなんと1本200万円弱なんだそうです!
ドラマは1本1000万円から高いと5000万円かけるものもあるようです。
通常の深夜枠のドラマの製作費は最低1本800万円前後というのに破格な安さですよね。
なぜこんなに安いのでしょうか。
「孤独のグルメ Season9」第1話のグルメは老舗のとんかつ、キッチン友も再訪https://t.co/Fen6wwnbCg#孤独のグルメ pic.twitter.com/UMDBeVOJEe
— コミックナタリー (@comic_natalie) June 22, 2021
松重豊のギャラが安い
松重豊さんのギャラが30万円といいます。
始まったSeason1の頃は20万円だったそう!
よくそんなギャラで受けましたね(笑)
松重豊さんなら、もっともらっていると思いました。
美術セットが必要ない
孤独のグルメは見ている人はわかると思いますが、オールロケのため美術セットが必要ないので、その分の経費がかからないんですよね。
美術のセットってすごくお金がかかるものなんですね。
スタッフ弁当はロケ先の飲食店で
スタッフの弁当はロケ先の飲食店で用意してもらうんだそうです。
これって、スタッフもお店にとってもいいですよね!
お店の売り上げにも貢献できるし、他で頼まなくていいですしね。
晩ご飯食べながら 息子がTVにHDMIで繋げてくれた YouTubeで “孤独のグルメ―シリーズ8” を見ています (* ̄m ̄)プッ pic.twitter.com/GcJ5WXTlJD
— シュジエル (@nHy108TUAwurRIV) June 22, 2021
人気番組なのに製作費が安いとは意外ですね。
初めは低予算でしたけど、今は人気番組なので予算も増えてないですかね?
松重さんも体を張っているので、もう少しギャラをあげてもいいんじゃないでしょうか??
他は今まで通りのスタイルでいいと思います!
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まとめ
孤独のグルメについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナ禍で大勢での外食ができない中、孤独のグルメは「おひとり様」「ノンアルコール」「黙食」とまさに今の時代にぴったりな番組ですよね。
低予算なのに、これだけ人気になるのは、テレビ東京ならではの番組作りや、松重豊さんのキャラクターによるものだと思います。
原作者の久住さんもいい味出してます。
放送とともに、1人の食事を楽しむ人が増えるかもしれませんね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。