携帯電話がなかった頃、外から連絡をとるのに当たり前にあった公衆電話。
今では簡単に見つからないくらい減ってしまいましたよね。
ですが、近年起こった携帯電話の通信障害で、公衆電話の存在に注目が集まっています。
しかし、携帯電話が普及してからの若者は公衆電話の使い方を知らない人もいるようです。
そして、いざ使おうとした時にどこに設置されているのか場所がわからないといったこともあります。
また、昭和の頃は10円を持って電話していましたが、2022年現在は10円で何秒話すことができるのでしょうか?
公衆電話は10円で何秒話せるのか、使い方や設置場所も知っておくと、今後緊急時に役立つと思います!
ここでは、
公衆電話は10円で何秒話せるのか
公衆電話の使い方はどうするのか
公衆電話の設置場所はどこか
についてみていきたいと思います。
公衆電話は10円で何秒話せる?
公衆電話は10円で何秒話せるのかみていきます。
固定電話へと携帯電話へは料金が違います。
固定電話への通話料金
公衆電話から固定電話への通話料金は以下の通りです。
通話区域間の距離 | 10円(税込価格)で通話できる時間 | ||
---|---|---|---|
昼間 | 夜間 | 深夜・早朝 | |
午前8時~午後7時 | 午後7時~午後11時 (土・日・祝の昼間を含む) | 午後11時~午前8時 | |
区域内 | 56 秒 | 76 秒 | |
隣接区域内及び20kmまで | 39.5 秒 | 52 秒 | |
20kmを超え30kmまで | 26 秒 | 35.5 秒 | |
30kmを超え40kmまで | 21.5 秒 | 26.5 秒 | |
40kmを超え60kmまで | 16 秒 | 20 秒 | |
60kmを超え80kmまで | 11.5 秒 | 15.5 秒 | 17.0 秒 |
80kmを超え100kmまで | 10 秒 | 15.5 秒 | 17 秒 |
100kmを超え160kmまで | 8 秒 | 14 秒 | 15.5 秒 |
160kmを超える | 8 秒 | 12 秒 | 13.5 秒 |
近隣へは10円で約1分ですね。
遠くになるほど、10円での通話時間が短くなります。
昔は10円で3分話せたような・・・?
携帯電話への通話料金
公衆電話から携帯電話への通話料金は以下の通りです。
通話区域間の距離 | 10円(税込価格)で通話できる時間 |
---|---|
全時間帯 | |
全域 | 15.5秒 |
携帯電話へはやはり短いですね。
10円がたくさん必要です。
昔は10円をたくさん持って公衆電話で電話しました。
テレホンカードがあれば、少し安心して話すことが出来ます。
テレホンカードを持っている人は今どれくらいいるのでしょうか?
ちなみに私はいくつか持っていますが、ほぼ記念としてとっています。
斎藤由紀さんのテレホンカードに高値が付いていましたよね。
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公衆電話の使い方はどうする?
公衆電話の使い方は簡単です。
以下の通りにしてください。
通常の通話
- 受話器をあげる(ツーという音が聞こえます)
- 硬貨かテレホンカードを入れる
- ダイヤルする(プッシュホンを押す)
- 通話する
※停電時にはテレホンカードは使えません。
緊急時の通話
緊急時の通話には公衆電話に緊急ボタンのある・なしによって、若干違います。
緊急ボタン(赤いボタン)がある場合
- 受話器をあげ緊急ボタン(赤いボタン)を押す(ツーという音が聞こえます)
- 110、119、118など緊急ダイヤルする(プッシュホンを押す)
- 通話する
※硬貨、テレホンカードは不要
緊急通報ボタン(赤いボタン)がない場合
- 受話器をあげる(ツーという音が聞こえます)
- 110、119、118など緊急ダイヤルする(プッシュホンを押す)
- 通話する
※硬貨、テレホンカードは不要
110・・・事件・事故
119・・・火事・救急
118・・・海の事件・事故
災害発生時の無償化実施時
大規模な災害時に、必要とされる場合には公衆電話の通話料が無料となることがあります。
その場合も公衆電話に緊急ボタンのある・なしによって使い方が違います。
緊急ボタン(赤いボタン)がある場合
- 受話器をあげる
- 硬貨かテレホンカードを入れる(ツーという音が聞こえます)
- ダイヤルする(プッシュホンを押す)
- 通話する
※硬貨、テレホンカードは通話後に戻ります。
緊急通報ボタン(赤いボタン)がない場合
- 受話器をあげる(ツーという音が聞こえます)
- そのままダイヤルする(プッシュホンを押す)
- 通話する
硬貨、テレホンカードは不要
操作はまず受話器をあげて、硬貨やテレホンカードを入れて通話するというのが基本です。
今は携帯に電話番号を登録していて、番号を覚えてないということもあります。
緊急時のために必要最低限の連絡先は頭に入れておくか、メモしておくといいですね。
子供も使えるようにしておく!
今の子供は公衆電話を知らない、使ったことがないというのがほとんどだと思います。
子供でも携帯を持つ時代ですが、携帯が使えない時、家の人と連絡を取る手段として、覚えておいた方がいいですね。
NTTでは子供向けに公衆電話を知ってもらい、使えるようにするためのページがあります。
電話のかけ方もアニメーションでわかりやすく説明していますので、ご家族でみながら話し合っておくといいですね。
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公衆電話の設置場所はどこ?
いざ公衆電話を使おうとしても、実際どこにあるのかわからないですね。
NTTでは公衆電話の設置場所を調べることが出来ます。
NTT東日本公衆電話設置場所検索→https://publictelephone.ntt-east.co.jp/ptd/map/
NTT西日本公衆電話設置場所検索→https://www.ntt-west.co.jp/ptd/map/
調べ方
- 上記のサイトの都道府県名をクリック
- 該当の場所の一覧から詳しい地図を見るをクリック
- 地図上に公衆電話の設置場所に公衆電話マークが出る
数少なくなった公衆電話を探すのはなかなか大変ですが、検索でわかればすぐに見つけることが出来ます。
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まとめ
公衆電話の使い方や設置場所、10円で何秒話せるかについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
携帯電話が普及してあまり見かけなくなった公衆電話ですが、緊急時や携帯電話が使えない時にはなくてはならないものだと思います。
今一度公衆電話の良さを見直してみる機会なのかもしれません。
使ったことがない人は、一度何かあった時のために使ってみるといいと思います。
そして子供も使えるようにしておくことも大事ですね。
また、テレホンカードを1枚何かあった時のために持っておくといいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。