寺山修司の草迷宮の帯を踏むシーンとは?ネタ元の画像と動画はこれ!

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ヴァレンティノのkokiさんが出演した広告動画や画像が日本を侮辱していると炎上しています。

着物の帯をハイヒールで踏んで歩いたり帯の上に座ったり、和室に靴を履いてあがったり、敷居を踏んだりと、日本人ではやらないような演出になっています。

この演出は寺山修司監督の『草迷宮』という映画が元になっているとヴァレンティノは公表しています。

『草迷宮』は、泉鏡花の同名小説を元に寺山修司監督によって1978年に映画化されています。

ヴァレンティノが演出の参考にしたというシーンはどんなものだったのでしょうか?

この草迷宮とはいったいどんな作品なんでしょうか?

 

ここでは

寺山修司の草迷宮の帯を踏むシーンとは?ネタ元の画像と動画はこれ!

寺山修司の草迷宮とはどんな作品?あらすじは?

についてみていきたいと思います。

 

寺山修司の草迷宮の帯を踏むシーンとは?ネタ元の画像と動画はこれ!

今回のヴァレンティノの広告が炎上して『草迷宮』という作品を始めて知った方も多いんじゃないでしょうか。

私もその一人ですが、ヴァレンティノが参考にした帯を踏むシーンとはどんなものだったのか気になりますよね?

現在ヴァレンティノの広告画像や動画は削除されています。

 

その画像はこちらです。

 

動画はこちらです。

『草迷宮』帯を踏むシーン

年齢制限のあるシーンがあるため、上のリンクからご覧ください。

 

寺山修司監督の草迷宮のシーンから、どうしてあのような表現になるのかよくわかりません。

表現の仕方が違い過ぎて、単なる日本の文化を侮辱する非常識な演出にしか映りませんね。

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寺山修司の草迷宮とはどんな作品?あらすじは?

『草迷宮』とは泉鏡花(いずみきょうか)の中編小説で、1908年(明治41年)1月に出版会社の春陽堂から刊行されています。

原作あらすじ

諸国一見の旅中の小次郎法師が、逗子・秋谷(あきや、現 横須賀市秋谷)の海岸を通りかかった時に茶店のお婆さんから旧邸、通称「秋谷邸(やしき)」の回向を依頼されます。秋谷邸は、かつて5人の死者を出し祟りを恐れられ、無人となっていたといました。

秋谷邸には、幼いころに母が唄ってくれた手鞠歌の手がかりを探して、小倉からはるばるたどり着いた葉越明という青年が住み着いていました葉越小次郎に、秋谷邸で起こる数々の怪異について語り聞かせます。

その晩、葉越が眠っている間、小次郎前に、秋谷悪左衛門と名乗る悪魔と、葉越の幼馴染で神隠しに遭って邸に住んでいた菖蒲(あやめ)が現れます。

ある理由で菖蒲葉越には会えないので、葉越を追い出すために悪左衛門が怪異を起こしていましたが、葉越が逃げないので、菖蒲が秋谷邸を出て行くことにしたというのです。

菖蒲が手鞠歌を歌うと、葉越は目を覚まし菖蒲にすがろうとしますが、菖蒲は去っていくのでした。

小説の主人公は小次郎法師という旅僧です。

怪奇小説になっています。

 

草迷宮映画とは?

泉鏡花の同名小説を元に1979年に寺山修司が監督した映画作品。

ストーリー

死んだ母親が口ずさんでいた手毬歌の歌詞に魅せられている15歳の少年明。彼は、記憶を頼りに手毬歌の歌詞を探して旅にでる。ある時、美しい手毬少女に出会った明は、彼女を追いかけて行くうちに、怪しげな屋敷に迷い込む。

引用元:映画ナタリーより

映画での主人公は葉越明です。

少年時代を当時15歳だった三上博史さんが演じています。

三上博史さんはこの作品でデビューしています。

草迷宮

映画では官能的なシーンが描かれています。

 

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まとめ

ヴァレンティノの炎上広告の元となった作品の寺島修二監督の映画『草迷宮』や原作の小説についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

寺山修司監督の独特の世界観が描かれていますね。

この作品をインスパイアしたにしては、表現が全然違う気がします。

日本文化を侮辱したと捉えられても仕方ないですね。

『草迷宮』はかなり前の作品ですが、これを機会に観てみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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