「防災ゆうストレージ」をご存知でしょうか。
災害はいつ起きてもおかしくなく、突然やってきます。
自分の命や家族の命も大切ですが、出来れば思い出の品はとっておきたいし、避難先に必要な物も持っていきたいです。
ですが、緊急時に荷物を持ち出している暇はありません。
そういった思い出の品や必要なものを前もって預けられて、自分の元へ届けてもらえたらいいと思いませんか?
そんなサービスをしてくれるのが「防災ゆうストレージ」です。
でも、利用したいけどどうやって利用するのか、申し込み方法や料金など知っておきたいですよね。
そして、保管場所はどこなのか気になりますし、利用した人の口コミや評判も知りたいですね。
ここでは
防災ゆうストレージの申し込み方法はどうやってやるのか
防災ゆうストレージの料金はいくらなのか
防災ゆうストレージの保管場所ってどこ?
防災ゆうストレージの口コミや評判を知りたい
についてみていきたいと思います。
防災ゆうストレージ申し込み方法は?
防災由ストレージで預けられるものは主に2種類あります。
- じぶん用支援物資
- 大切なものエスケープ
申込み方法
①新規会員登録をする 新規会員登録はコチラ
WEBから申し込みが出来ます。
②メールアドレス送信して、会員情報を入力
③利用規約に同意し、登録完了
その後ボックスの購入の画面に移ります。(すぐに購入しない場合は防災ゆうストレージの文字をクリックすればマイページのトップに行けます。)
④ボックスのサイズと個数を選択(ボックスは用途関係なく同じです。)
⑤お届けに必要な情報を入力(クレジットカード情報、届け先住所、お届け希望日時)
⑥注文内容確認
⑦申し込み完了
預け入れ方法
①預けるものを専用ボックスに入れる
②専用ボックスを梱包
③専用ボックスの蓋に配送伝票(自分の住所氏名連絡先を記入)を貼り付ける
④マイページで「専用ボックスを預ける」または「お預け入れ」のリンクを選択
⑤専用ボックスをゆうパックで倉庫へ発送(集荷依頼・郵便局で発送・コンビニで発送)
集荷の申し込み・・・☎0800‐0800‐111 WEB集荷価申込み
取り出し方法
①マイページのメニュー(右上の三本線)の「専用ボックス取り出し」から取り出したいボックスを選択
②配送先を届け先と希望日リストから選択
③取り出し内容を確認、注意事項に同意し「この内容で取り出す」を選択し完了
じぶん用支援物資と大切なものエスケープとの違い
じぶん用支援物資…避難先に必要な日常品を届けてくれます
大切なものエスケープ…なくしたくないものを安全な場所の保管する
じぶん用支援物資は、避難先で生活が長期化した場合、必要なに日常品をあらかじめ預けて、必要になった時に避難所などに届けてもらえます。
子供や高齢者、ペットなどに必要なものなど、避難所生活で入手しにくい物を預けておくと安心となります。
例)
- 携帯などの充電器
- タオル(防寒にもなる)や下着(自分サイズのもの)
- メガネ、コンタクト
- 靴(自分サイズのもの)
- 生理用品
- 粉ミルク、おむつ、おしりふき
- 入れ歯洗浄剤、おむつ、介護食 など
大切なものエスケープは、思い出の品物、大切なものなど、災害時に無くしたくないものを安全な場所で保管してもらい、必要になった時に届けてもらえます。
例)
- アルバム
- 母子手帳
- 子供の作品
- 卒業証書、賞状、通知表
- 個人の遺品
- 趣味のコレクション など
取り出し時は災害で配送が困難となることがあり、すぐに届けられない可能性があります。
現金・貴重品・ガソリンなどの可燃物・農薬・劇薬は預けられません。
日本郵便、災害時に避難先で保管荷物を受け取れる「防災ゆうストレージ」 https://t.co/P8s2WTrHgB pic.twitter.com/cJxRRlRDD4
— Impress Watch (@impress_watch) January 26, 2022
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防災ゆうストレージの料金
気になる料金についてみていきましょう。
料金は荷物を入れる専用ボックス代を含む初期費用、保管費用、取り出し料金、再入庫料金があります。
画像:郵便局ホームページより
専用ボックス小 | 専用ボックス大 | |
初期費用(専用ボックス代・録手数料・倉庫への送料) | 5,280円 | 7,810円 |
保管料 | 月額275円(年間3,300円) | 月額480円(年間5,760円) |
取り出し料金(出庫作業・届け先への送料) | 1,540円 | 2,200円 |
再入庫料金(再入庫での送料・入庫作業) | 1,540円 | 2,200円 |
専用ボックスは頑丈なポリプロピレン製なので、避難先でテーブルや椅子などとしても利用する頃が出来ます。
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防災ゆうストレージの保管場所って?
防災ゆうストレージの保管場所は「寺田倉庫株式会社」で行い、居住地とは離れた地盤の硬質な場所にある倉庫で保管します。
寺田倉庫は、1950年の創立以来、美術品、ワイン、映像・音楽メディアといった専門性の高いアイテムの保管やトランクルームなどのサービスを展開しています。
2012年からは“minikura(ミニクラ)”という「宅配型トランクルーム」サービスを提供していて、この仕組みを防災ゆうストレージに活用しています。
minikuraでは倉庫の温度・湿度を24時間365日コントロールし、高いセキュリティで、預かった品物を管理しています。
寺田倉庫ではこういったminikuraの経験を活かし、個人個人に必要なものを自分で詰めて預けておき、配達するというサービスを郵便局と共同で開発しました。
都会では宅配型トランクルームサービスはありますが、地方では収納場所にそれほど困るところは少なく必要のないものです。
ですが、自然災害は日本各地で発生していることもあり、防災でなら需要があると確信して生まれたサービスだそうです。
郵便局は全国各地にあるので、誰でも利用がしやすいですよね。
保管場所は、登録住所とは異なる都道府県の地盤のしっかりした場所で保管されるため安心ですね。
寺田倉庫ホームぺージ
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防災ゆうストレージの口コミや評判
防災ゆうストレージは2022年2月1日から預け入れがスタートしているため、まだ実際の利用者は現段階では少ないです。(2022年3月時点)
実際の利用者の口コミや評判は少ないので、防災ゆうストレージのサービスに対する声を集めてみました。
もしものときのために必要なもの・大切なものを預けておける防災サービス。
『#防災ゆうストレージ』
初期費用の他に月額が必要らしい〜。もし、手元に戻る前に何らかの事態で、大切な荷物が消失破損したら、JP寺田倉庫は、ちゃんと責任とれるのかなぁ~。思い出を預かりでもしたら『重いでぇ』— みもふぁるす (@uvcZMbTqbvPlddB) March 27, 2022
防災ゆうストレージかぁー
とても便利でいざという時に安心出来る。しかも保管先も被災しずらい場所?って事みたいだけど、依頼主の避難先までの道が封鎖とかされちゃってたらどうすんだろって思ってしまった🤔なんでも否定するのはあれだと思うけど、もしそうなった時怖いーー— おでん (@boc327) March 23, 2022
預け先の場所の不安や、取り出しの時の心配はあります。
預け先の倉庫の場所が頑丈なところということなので、今のところはそれを信用するしかないですね。
自宅に置いていても安全ではない、不安であると感じる人は預けておくという選択肢がありますね。
郵便局の防災ゆうストレージ、ちょっといいかも。とりあえず子供だけ連れて逃げちゃうっていう選択肢ができるかも。我が家の場合は、4歳のアンパンマンタオルのスペアとか入れておいたら良さげ pic.twitter.com/BG5ZSHI6ho
— たろじろ🌈 (@tarojir05021690) March 17, 2022
このサービス、ちょっと考えてたんだけど真面目に検討しよう〜。
薬とか生理用品とか、自分に合ったものが欲しい系を入れたい。防災ゆうストレージ | 日本郵便株式会社 https://t.co/zM8ec3YqCN
— ちよ🌟🌟 (@chiyo_wj) March 16, 2022
子供さんが小さかったり、自分でしか使わない必要なものなどは、預けておいて届けてもらえるとありがたいですね。
#防災ゆうストレージ おもしろいなあ!
ちゃんと考えてここに荷物預けておけば「必要なものは揃えておいてるから、命さえ守れたらいいや」と割り切って逃げる気持ちに繋がりそう🙂
居住地と異なる都道府県で保管っていうのがとてもいいな、全国展開の組織ならではだねえ。https://t.co/GxrPhx7wq2 https://t.co/CyaYhXjroI pic.twitter.com/6ZiBFRNS27
— えいこ(東京出身の青森おたく) (@3iko_3) March 1, 2022
逃げ出すときに大事なものを預けておけば、体一つで逃げることに専念できそうなので、命が助かる可能性も上がるかもしれません。
一度、ご自分の身の回りの物をどうするのか考えてみるといいですね。
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まとめ
郵便局の防災ゆうストレージについてみてきましたが、いかがでしたでしたでしょうか。
日本各地で自然災害が増えていて、災害もいつどこで起こるかわかりません。
そんな時に避難所で必要なものや、大切な思い出の品などを安全な場所へ預けておいて、必要な時に届けてもらえるサービスは、今後当たり前のサービスになるのかもしれませんね。
気になる申込み方法や、かかる料金などをチェックして、利用するのか検討してみるといいですね。
出来ればこのサービスが頻繁に利用されないことが望ましいですが、いざという時の安心につながるのではないでしょうか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。