24時間テレビ2022が8月26日~27日に放送するのが決まりましたね。
24時間テレビでは募金の他にチャリティーグッズの購入なども寄付金として集計されます。
そして、毎年多くの芸能人が24時間テレビに出演されて沢山のお金が寄付されてきました。
本来だったらチャリティーで寄せられたお金はすべて寄付金にあてられるべきなのに、芸能人のギャラとして支払われるのは疑問に思いませんか?
芸能人にいくらギャラとして支払われてるのかも気になりますよね?
なので、そのギャラに違和感を感じてる方の意見やマラソンランナー、パーソナリティーのギャラはいくらなのかをまとめてみました。
ここでは
・24時間テレビのギャラに違和感!
・マラソンランナーのギャラはいくら?
・パーソナリティーのギャラはいくら?
・24時間テレビのギャラを寄付した芸能人は誰?
についてみていきたいと思います。
24時間テレビのギャラに違和感!
24時間テレビがチャリティー番組なのに、出演者にギャラが出ていることに違和感を覚える人が多いです。
そして、寄付金がギャラとして支払われているのではないかと思う人も多いようです。
せっかく寄付したのなら正しい使われ方をしてほしいですよね。
ただ、なぜギャラが必要なのかを考えた方はあまり多くないのではと思いました。
なので、ギャラの必要性と募金の使い道、ギャラに対する口コミを下記にまとめました。
ギャラの必要性
ギャラを支払う必要性として24時間テレビを通じて、社会福祉や格差・差別などあらゆる問題をまず知ってもらうことが重要という意見があります。
これに関しての記事があったので一部引用します。
「番組自体をやめて、全額寄付に回せ」という、極論を唱える人もいます。
都築 それでは、『24時間テレビ』の原点であるコンシャスニス・レイジング、つまり問題をまず知ってもらうという、大事な機能が失われてしまいます。世の中には暴力や格差、差別といった問題がたくさんあるわけなんだけれども、そうした問題を解決するには、まず知ってもらわなければならないでしょう? そのためにコンシャスニス・レイジングは必要です。
引用元:文春オンライン
※「コンシャスニス・レイジング」とは社会問題や政治問題などに対して考えを問い直し意識を高めること。
24時間テレビで社会福祉を含めた問題を知ってもらうのが狙いなら、この意見は納得できるのではないでしょうか?
実際24時間テレビに多くの芸能人が出演することで番組が大々的に盛り上がったり、好きな芸能人見たさで観る方が多いと思います。
ただ、もし芸能人目的で観ている方が多いなら、出演する芸能人が少なければ多くの人に認知してもらうのは難しいです。
その為、視聴者を増やすためには出演者を増やす必要があり、方法としてギャラが支払われていると考えました。
24時間テレビの寄付金は何に使われてる?
24時間テレビに寄付されたお金は福祉支援事業、環境保護活動、義援金、出演者のギャラに使われています。
活動内容を表にしてみました。
福祉車両の贈呈 | 車椅子のまま乗車可能なリフト付きバス・スロープ付き自動車、訪問入浴車、電動車いすの贈呈。 |
---|---|
障害者スポーツ支援 | 全国の小学校や特別支援学校にパラスポーツ体験キットの贈呈。内容は障害者スポーツ用車いす・ボッチャボールセット・シッティングバレーボール支柱セットなど。 |
環境保護活動支援事業 | 水辺・山辺の清掃活動、環境保全活動など。2013年からは「さいたま緑の森博物館プロジェクト」と称して、ボランティアと一緒に里山の自然を保護する活動を行っている。 |
自然災害被災地復興支援・国内外への義援金 | 東日本大震災を始めとする日本各地で起こった自然災害への復興支援。国内外への義援金に使われている。 |
両国国技館横の広場では、福祉車両を展示しています。是非ご覧になってください。#24時間テレビ #24時間テレビ42 #福祉車両 pic.twitter.com/8vhNWUNQW2
— ntv 24時間テレビ (@ntv24htvcharity) August 24, 2019
上記の活動内容に募金が充てられています。
贈呈された福祉車両は2021年までで11,836台でした。
支援や介護が重要視されている高齢化社会なので福祉車両の贈呈はいいですね。
他にも障害者のスポーツ支援や環境保護、復興支援や義援金にも使われていました。
ギャラに対する口コミ
Twitterを見ると24時間テレビのギャラについてツイートしている方が多かったので、口コミをいくつか載せておきました。
24時間テレビには募金額以上の制作費がーとか出演者に多くのギャラが云々で騒いでるけど、そうでもしないとみんなが募金しないからだろうし、募金するような環境作りにそれだけお金がかかってることなんじゃないんですかね…
— いにしえの在宅ヒロインまりてぃbot (@old__omurice) May 11, 2022
ごめん、24時間テレビってどう考えても慈善番組って思えなくなってきた自分がいる
なんか違和感がするっていうか…
てかマラソンとか何の意味があるんだろって思う…皆嫌がってるのに…
集金したお金はギャラとかに使われてるんだろうなぁ…— 時雨 SHIGURE (@timerain_cloud8) June 2, 2022
24時間テレビ、やっと終わりました。障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている。僕は、本当のボランティアとは何かを、大好きな日本の皆さんに分かってほしいだけです。すみません、オチはありません。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) August 25, 2019
Twitterで調べたところ、24時間テレビのギャラに対して批判的な口コミが多かったです。
その中にはタレントのデーブ・スペクターさんもTwitterで批判しています。
やはりチャリティー番組なのにギャラが発生していることに対して疑問に思うのは不思議ではないですし、中には海外のチャリティーを見習って無償で行うべきという意見もありました。
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マラソンランナーのギャラはいくら?
マラソンランナーのギャラは約1000万円と言われています。
もちろん芸能人によって変わるので一概に言えませんし、公表されているわけでもないので大体この金額とされています。
参考に一部ランナーのギャラを表にまとめました。
間寛平 | 300万円(1992年) |
---|---|
山口達也 | 300万円(1997年) |
山田花子 | 400万円(2003年) |
はるな愛 | 700万円(2010年) |
大島美幸 | 1000万円(2013年) |
城島茂 | 1000万円(2014年) |
ブルゾンちえみ | 1000万円(2017年) |
萩本欽一 | 2000万円(2007年) |
昔よりも近年の方がギャラが高い傾向にありますね。
最高額は萩本欽一さんの2000万円となっています。
判明していない芸能人のギャラがいくらか分からないですが、表の方達のギャラ平均が約837万円だったのでマラソンランナーは1000万円貰っててもおかしくないですね。
ただ、100キロマラソンというハードな企画なので、ノーギャラにするとランナーを承諾する人が中々見つからないかもしれません。
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パーソナリティーのギャラはいくら?
パーソナリティーのギャラは約500万円です。
メインパーソナリティーは約1000万円となっています。
メインパーソナリティーだとマラソンランナーと同じ約1000万円ですね。
こちらも公表されているわけではないので、色んな情報をまとめた結果こうなりました。
パーソナリティーのギャラも表にまとめました。
羽鳥慎一アナ | 500万円 |
---|---|
上戸彩 | 500万円 |
松下奈緒 | 1000万円 |
石原さとみ | 1000万円 |
徳光和夫 | 1500万円 |
TOKIO | 5000万円(1000万円×5) |
嵐 | 5000万円(1000万円×5) |
萩本欽一 | 1億円 |
メインパーソナリティーに選ばれた嵐やTOKIOは1人頭1000万円のギャラが出ていますね。
5人グループで5000万円のギャラは高すぎますね。
萩本欽一さんに至っては時代もあって1億円支払われていました。
日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」の初代総合司会を1978年に務めた“欽ちゃん”こと萩本欽一(75)のギャラが1億円だったことが25日深夜に読売テレビで放送された「マヨなか芸人」で明かされた。
引用元:デイリースポーツ
萩本欽一さんのギャラについてはなぜこんなに高額なのか、次の見出しで理由を述べています。
ちなみにサライを歌う加山雄三さんと谷村新司さんは1人約200万円、その他の出演者は約10~100万円と言われています。
他にも芸能人が沢山いてパーソナリティー程ではないにしても、これだけのギャラが発生していれば批判の声が多い理由も分かりますね。
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24時間テレビのギャラを寄付した芸能人は誰?
ギャラを寄付した芸能人は萩本欽一さん、YOSHIKIさん、木村佳乃さんです。
ギャラを寄付した3人のエピソードを紹介します。
萩本欽一
萩本欽一さんは初代24時間テレビの総合司会を務めています。
出演をオファーされた時はギャラが安いと断っていました。
そのやり取りが何度も行われ、テレビ局側がもう上げられないと言ったところで出演を承諾します。
そして、出演が決まると「そのギャラを全部チャリティーに回してくれ」と申し出ました。
そのギャラが1億円で現在の3~5億相当の価値があります。
引き上げるだけ引き上げて全部寄付するなんてカッコよすぎますね。
YOSHIKI
XJAPANのYOSHIKIさんは2018年の24時間テレビに出演しています。
放送直前にTwitterで番組の趣旨に賛同し、ノーギャラでの出演をすると明かしました。
ノーギャラだけでなく、番組出演中には300万円の寄付をしています。
他にも東日本大震災や熊本地震、台風被害に1000万円の寄付など支援活動を行ってきました。
精力的に支援活動を行っているYOSHIKIさんの姿こそ、本来のチャリティーだと思わされますね。
木村佳乃
木村佳乃さんは2018年の24時間テレビで総合司会を務めています。
24時間テレビのオファーを受けた時からノーギャラを申し出ました。
「これまでも半分程度や何割かを寄付する出演者は多かったですが、もし全額となると、萩本欽一さん以来のことになりそうです。もともと木村さんは東日本大震災の際に、チャリティー握手会の発起人となったり、募金を集めたりと、福祉活動に積極的な女優として知られています。さまざまな業界の便宜を図るため、ギャラをそのまま寄付するのではなく、ギャラと同額の寄付金をポケットマネーから出す形になりそうです。どの程度を寄付するのか注目が集まりますよ」(芸能関係者)
引用元:日刊サイゾー
全額寄付してれば萩本欽一さん以来は凄いですね。
東日本大震災の時もチャリティー活動をしていたりなど支援活動も行ってきました。
さらに様々な業界の便宜を図って、ポケットマネーから同額の寄付金を出すなど配慮も出来るなんて尊敬します。
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まとめ
24時間テレビのギャラやマラソンランナー、パーソナリティーのギャラについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
寄付されたお金は福祉車両の贈呈や環境保護などに使われているのが分かりました。
ただ、ギャラを見てくると1人500~1000万円でとても高くて批判的な声が多いのも頷けます。
人々に広く認知しなければいけないので有償でもいいとは思いますが、もう少しギャラを下げてもいいかなと思いました。
寄付金からギャラにまわされているかは定かではないですが、今後、ギャラについては見直されて、更に多くの寄付金が困っている方達に届くよう願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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