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組織委員会がひどい!誰が選んだの?東京オリンピックトラブルまとめ!

東京オリンピックのゴタゴタがずっと続いています。

森会長の発言や開会式演出チーム解散、小山田圭吾さんの起用など、数々の問題が噴出しています。

よくもこれだけのことが起こるなぁと逆に感心してしまいますが、組織委員会に対しては「ひどい」「無能」との声が聞かれ、東京オリンピックはトラブル続きで“呪われている”とさえ囁かれています。

一体、どんな人選をしているのか、「誰が選んだの?」と国民から声があがっています。

東京オリンピック組織委員会に注目してこれまでのトラブルを振り返ってみます。

 

ここでは、

東京オリンピック組織委員会はひどいし呪われている!

東京オリンピック組織委員会のこれまでのトラブルまとめ!

東京オリンピック組織委員会に対する国民の声

についてみていきたいと思います。

 

東京オリンピック組織委員会はひどいし呪われている!

はじめに、日本オリンピック委員会(JOC)東京オリンピック組織委員会は名前は似ていますが少し違います。

私はどっちも同じと思っていました。

日本オリンピック委員会(JOC)“常設”の組織IOC(国際オリンピック委員会)に加盟する日本代表の組織です。

一方、東京オリンピック組織委員会は東京でのオリンピック・パラリンピックを開催するために組織された、日本オリンピック委員会と東京都によって設立された財団法人です。

オリンピック・パラリンピックが終われば組織委員会は解散します。

日本オリンピック委員会(JOC)会長は山下泰裕さんで、東京オリンピック組織委員会は橋本聖子さんです。

 

東京オリンピックはコロナ禍になって開催自体反対の声が多く、組織委員会に対する世間からの目は厳しいです。

組織委員会会長だった森喜朗さんの発言や、開会式演出チームのゴタゴタ劇、最近では開会式の音楽のチームに選んだ小山田圭吾さんのいじめ問題など、選んだ人たちのトラブルなどが目立ちますね。

組織委員会は見る目がないのか?「誰が選んだの?」「ひどい」「無能」との声があがっています。

組織委員会のメンバーにも問題がありますし、組織委員会が選ぶ様々なメンバーにも問題がありますね。

オリンピックに携わる人を選ぶのに、きちんと下調べをしないんでしょうか?

調べたらすぐ出てくるようなことでも「知らなかった」とし、一体どういう人選をしているんでしょうか。

オリンピックが世界的なイベントで、どういう理念なのかわかっているんでしょうか?

問題が起こるたびに「またか」と、問題が起こることが普通になってしまい、驚きを通り越して呆れてしまいます。

組織委員会が「ひどい」「無能」と言われても仕方ないですし、ここまでくると呪われてるんじゃないかと思ってしまいます。

 

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東京オリンピック組織委員会のこれまでのトラブルまとめ!

東京オリンピックのこれまでのトラブルは数知れず。。。

招致からこれまでどんな事ががあったのか、JOCも含め組織員会が絡むオリンピックのトラブルについてまとめてみました。

 

2013年9月7日 オリンピックが東京で開催に決定します。

アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会での投票で決まりました。

国立競技場デザイン問題

2011年11月にイラク人の女性建築家、ザハ・ハディドさんのデザインが選ばれます。


2015年から3月から解体工事が本格化しますが、この年の7月に建設費が膨らんだことに対する批判が強まっていたため「計画を白紙に戻す」と安倍総理大臣が表明します。

この年の12月、建築家の隈研吾さんと大成建設、それに梓設計で作るグループが設計と施工を行うことが決まり、2016年12月に工事がスタートします。

工事中、極度の残業での過労が原因で働いていた男性が自殺し、健康管理の徹底がはかられました。

 

エンブレムデザイン

2015年7月24日に大会エンブレムが発表されました。

佐野研二郎さんのデザインで、オリンピックは「TOKYO」など3つのことばの頭文字「T」、パラリンピックは平等を意味する「=(イコール)」をイメージしたものでした。

組織委員会は似たようなデザインが存在しないかどうかIOCと情報交換したうえで、国際商標登録を申請したはずでした。

発表直後に、ベルギーのグラフィックデザイナーが、以前作ったベルギーの劇場のロゴマークに極めて似ていると主張し、その後IOCに対してエンブレムの使用差し止めを求め提訴します。

また、東日本大震災からの復興のため作ったデザインと配色が同じだったこともわかりました。

佐野研二郎さんはインターネット上の画像を無断で転用していたことを認め、組織委員会はエンブレムを白紙撤回しています。

2016年4月にあらためて市松模様と藍色が特徴の東京都在住のアーティスト、野老朝雄さんのデザインが選ばれました。

 

招致への贈賄疑惑

オリンピックに関しては巨額のお金が動いていることに驚きはないですが、招致もお金なんだなと思いますね。

2016年1月に贈賄疑惑がWADA=世界アンチドーピング機構の第三者委員会から持ち上がります。

日本の銀行口座から国際陸連のラミン・ディアク前会長の息子に関係するとみられるシンガポールの会社に東京大会の招致を名目に、2回に分けて合わせておよそ2憶2000万円が振り込まれたとして贈賄の疑いで捜査しているとフランスの検察当局が公表しました。

招致委員会の理事長だったJOCの竹田恒和前会長は振り込みを認めますが、「招致計画づくり、ロビー活動など多岐にわたる招致活動のコンサルタント料で、正式な業務契約に基づく対価として行ったものだ。なんら疑惑を持たれるような支払いではない」と主張します。

2016年9月、JOCの調査チームが調査結果を公表し、当時の招致委員会が行った金銭の支払いに違法性はなかったと結論づけました。

2018年12月になって、フランスの裁判所が竹田前会長に聴取したことが明らかになりますが、2019年1月に会見を開きと改めて潔白を主張します。

この会見で竹田会長は記者からの質問には応じず、会見を7分余りで打ち切って退席したことに批判が高まり、またIOCが、東京大会へのダメージなど強い懸念を関係者に伝えたこともわかり、2019年3月に竹田会長は退任を表明しました。

 

マラソンと競歩が札幌へ

こちらは組織委員会がどうとかではないですが、マラソンや競歩が東京から札幌にJOCからの意向で急遽変更になりました。

2019年10月16日にIOCのバッハ会長はマラソンと競歩の会場を札幌に変更ことを検討していることを明らかにします。

これには、日本の関係者や東京都からは驚きの声があがります。

東京の“暑さ”が理由で、「アスリートファースト」と言っていますが、普通開催国側に相談もせず勝手に決めますかね??

順序がありますよね。

東京の暑さは2013年の招致が決まった時から懸念されていたといいます。

だったらもっと前に相談してくださいよ!

バッハ会長(IOC)の一存、鶴の一声といった感じが否めません。

 

森会長女性蔑視発言

2021年2月3日の臨時評議員会で「女性理事を選ぶってのは、文科省がうるさく言うんです。だけど、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」と女性蔑視発言をしたことが問題に。

よく4日に謝罪・発言を撤回しますが辞任は否定します。

その後、大会ボランティアの辞任や問い合わせが相次ぎます。

9日にIOCが一転、女性蔑視発言を「完全に不適切」と批判し、11日に森会長は辞任の意向を伝えます。

その後、川淵三郎氏の後継指名に動き出しますが、どうやら菅総理側から辞退するようなニュアンスの連絡があり、川渕さんは会長就任を辞退します。

のちに組織委員会会長となる橋本聖子さんは菅総理の意向だったようです。

 

オリンピック演出チーム解散

2017年12月に、開閉会式の企画・演出チームのメンバーが発表されます。

当初は、映画監督の山崎貴さんが中心的役割を担うとみられていましたが、まとまりを欠き、2018年7月に狂言師の野村萬斎さんを総合統括とし、山崎さんを五輪、佐々木さんをパラの担当に据える体制になります。

その後もあつれきが生じ、2019年には公表はされませんでしたが、振付家のMIKIKOさんが執行責任者となりオリンピックの演出を仕切ります。

2020年3月にオリンピック延期が決定し、佐々木宏さんが全体を仕切る方向に移行します。

延期が決まった時、一時停止と聞かされていたMIKIKOさんは再開の連絡を待っていたのに放置され、自分の演出プランも変更されていました。

2020年11月に新しい企画や演出家のもとで改めてオファーがあったそうですが、MIKIKOさんが1から関わっていないものに責任が取れないこと、これまでの企画に尽力してきていただいた方たちとの関係で道義に反すると感じ、MIKIKOさんは辞任の意向を伝えます。

組織委員会は2020年12月、新型コロナウイルスの感染拡大による簡素化を理由として、狂言師の野村萬斎さんを総合統括とする、MIKIKOさんら7人のチームを解散させています。

 

佐々木宏タレント侮辱発言

2020年3月にクリエーティブディレクターの佐々木宏さんが演出のアイデアをだすLINEでのやりとりで、女性タレントの容姿を侮辱する発言をしていたことが2021年3月17日に明らかになりました。

この時、MIKIKOさんをはじめチームのメンバーから「⾯⽩くない」「⼥性を豚に例えるなんてありえない」「⼀時的なアイデアだとしても、⾔うべきじゃない」と批判され、LINE上で撤回・謝罪していたといいます。

佐々木宏さんは謝罪文を出し辞任しています。

結局、責任者となった佐々木宏さんも辞任することになり、どうなってるんだろう?グダグダだとの印象が残りました。

 

小山田圭吾過去のいじめ問題

2021年7月14日に東京オリンピック開閉会式の楽曲参加メンバーが発表されました。

メンバーの中に小山田圭吾さんの名前があがると、過去のいじめ記事がネット上で取り上げられ、オリンピックにふさわしくないと炎上しました。

7月16日にコーネリアスのアカウントにてTwitterで謝罪し、続投する意志を伝えます。

組織委員会もそのままそのまま続投させると明言していましたが、ネット上での炎上は収まらず、19日に小山田さんが組織委員会に辞任の意向を伝えたことをTwitterで報告しました。

組織委員会も「しかし、これ(小山田さんに続投させること)は誤った判断であると考えるに至り、この辞意を受け入れることといたしました」とし「この間、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪することになりました。

この件は海外にまで報道され、障害者団体からも強く抗議されています。

そして、小山田さんをめぐる問題では、小山田さんを擁護する声をあげた人たちも非難されました。

バンドメンバーのゴンドウトモヒコさんや、小山田さんのいとこで音楽プロデューサーで肉マイスターの田辺晋太郎さんなど。

やはり、なぜ非難されているのか考えて発言しないといけないですね。

 

絵本作家のぶみ過去のいじめや差別発言

絵本作家ののぶみさんが、過去の教師へのいじめや差別発言をしていたとのことで、オリンピックにふさわしくないと批判され、東京五輪・パラリンピックの文化プログラムへの出演予定でしたが、辞退しています。

のぶみさんは著書で過去に教師に対して腐った牛乳を飲ませたことや、暴言を吐いたことを綴っていて、そのことがオリンピックのメンバーとしてどうなのか?と疑問視され、ネット上で批判されていました。

この問題を組織委員会が把握し、本人に確認したところ辞退の申し入れがあったとの事でした。

のぶみさんは、7月22日から配信予定の「MAZEKOZE アイランドツアー」に参加し絵を描く場面で登場予定でした。

 

小林賢太郎ホロコースト問題

東京五輪開会式・閉会式のショーディレクターを務める小林賢太郎さんがお笑いコンビ「ラーメンズ」時代に、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)をお笑いコントのネタにしていたことがわかり、ネット上で炎上し批判されています。


五輪憲章は、人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、 国あるいは社会的な出身、 財産、 出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別に反対しているにもかかわらず、それに反する人物の選定に疑問があがるばかりです。

これには米国のユダヤ系人権団体も非難する声明を発表しています。

これにより、小林賢太郎さんは解任されることになりました。

演出チーム、どうなっているんでしょうか。

 

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東京オリンピック組織委員会に対する国民の声

この数々の問題に対する国民の声はどうでしょうか。

オリンピックの理念にふさわしい人を選ばないとダメですよね。

何のための組織委員会なんでしょうか。

ドタバタがひどすぎます。

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まとめ

東京オリンピックの組織委員会についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

コロナ禍で1年延期も普通じゃないですが、これまで携わってきた人のトラブルが非常に多く感じます。

この短い期間になぜこんなに問題が起きるんでしょうか?

組織委員会のチェックの甘さを感じますね。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。