ノルディック複合で注目されている選手と言えば、山本涼太（やまもとりょうた）選手です。
同じノルディック複合の渡部暁斗（わたなべあきと）選手に続くエースになるのではと期待されている選手です。
山本涼太選手は、北京オリンピック（2022年2月）に出場することが決まっています。
ノルディックの新星と呼ばれている山本涼太選手のプロフィール、知りたいですよね。
山本涼太選手はどこの出身なのかについても調べてみました。
ここでは、
・山本涼太のプロフィール
・山本涼太の出身は長野県
・山本涼太は早稲田卒で長野日野自動車勤務
についてみていきたいと思います。
山本涼太のプロフィール
山本涼太選手のプロフィールはこちらです。
- 生年月日：1997年5月13日
- 年齢：24歳（2022年1月時点）
- 出身：長野県下高井郡木島平（きじまだいら）村
- 身長：167cm
- 体重：52kg
画像：THE ANSER
山本涼太選手の種目は、ノルディック複合です。
ノルディック複合とは、ジャンプとクロスカントリーの2つの種目の成績によって順位を争う競技になっています。
ジャンプのテクニックや経験、クロスカントリーに必要とされるパワーや体力、精神力など、総合的な身体能力が求められます。
山本涼太選手は、どちらかというとジャンプを得意としています。
山本涼太選手の身長は167cmに対して体重は52㎏、女性のようにスリムな体型をしています。
24歳男性の平均身長は171.5cm、平均体重は64.9㎏です。
山本涼太選手は平均身長より少し低いのですが、体重は12㎏も軽いのです。
現在所属している長野日野自動車人事部の駒津義之さんが、初めて山本涼太選手に会ったとき「この細い体でできるの？」と思ったそうです。
それくらい華奢な体型をしているということですね。
世界を相手に戦うために、山本涼太選手はクロスカントリーの強化練習に取り組みました。
「上半身を使ってしまって、ない筋肉で頑張ろうとしているので、ある筋肉を使うというところで脚力をうまく使いながら走れるように、今シーズン取り組んできています」
引用元：Yahooニュースより
画像：JIJI.COM
弱点を克服する練習に取り組んできたことが、今シーズンの結果に結びついています。
2022年1月15日におこなわれたノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）複合男子では、3位に入賞することができました。
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山本涼太の出身は長野県
山本涼太選手は「長野県下高井郡木島平（きじまだいら）村」の出身です。
北信州の木島平村は雪深い地域、もちろん村にはスキー場もあります。
私が小さい頃、雪遊びをしたくて父親が指導していたスキージャンプ競技場へ遊びに行っていました。
それがいつの間にか、雪遊びからスキーを履いてジャンプ台 のランディングバーンを滑るようになり、ジャンプを飛ぶように。
それと同時にクロスカントリースキーをするようになっていました。今思うと、父親の戦略にうまくハマってしまったのかなと思いますが、ここまで来ることができたのは間違いなく父親のおかげです。
引用元：フリサケより
山本涼太選手のお父さんは、スキージャンプの指導者だったようです。
スキージャンプを始めたきかっけは、雪遊びがしたかったからというシンプルな理由でした。
その後、山本涼太選手は本格的にスキージャンプに取り組み、クロスカントリーもするようになりました。
指導者であるお父さんから見ても、山本涼太選手は素質があると思ったのでしょうね。
木島平村の小学校、中学校を卒業した後、山本涼太選手は飯山高等学校（いいやま）に進学しました。
飯山高校にはスキー部がありますので、山本涼太選手もスキー部に所属していたのではないかと思われます。
第70回国体冬季大会スキー競技（2015年）の長野県選手団にも、山本涼太選手の名前が挙がっていました。
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山本涼太は早稲田卒で長野日野自動車勤務
山本涼太選手は長野県にある飯山高校を卒業した後、「早稲田大学」へ進学しました。
現在（2022年1月時点）は「長野日野自動車」に所属しています。
出身大学は早稲田大学
山本涼太選手は早稲田大学スポーツ科学出身、もちろん早稲田大学のスキー部に所属していました。
山本涼太選手は4年生の時にスキー部の主将をつとめました。
早稲田大学スキー部は100年以上の伝統がある部、多くのオリンピック選手を輩出してきました。
北京オリンピックに出場が決まっている渡部暁斗（北野建設）選手も、早稲田大学スキー部の出身です。
大学生活をふり返って、山本涼太選手はこのように話しています。
僕は大学を選んでよかったなと思っていて。
というのがその社会に出た時の基盤づくりをここでできているなという実感があったので。いろんな先生、いろんな生徒、同期とか、スキー部とかに話を聞くと、やっぱりいろいろな思考があって、いろいろな考え方があって、自分にも取り入れられるものがあって。
っていうのは社会に出たらあまりできないのかなと思っているので、すごい勉強になったというか『そういう生き方もあるのだな』というのが学べたので、大学に入ってよかったと思います。
引用元：早稲田スポーツ新聞会より
スキーを続けながら大学に進学できたことは、山本涼太選手にとって大きな糧になったのでしょうね。
ちなみに、山本涼太選手は大学に入学してから社交的になったそうです。
高校時代まではおしゃべりをする性格ではなかったようですが、大学デビューしたということです。
また、高校生まではお父さんが髪の毛をカットしていておしゃれではなかったのに、髪の毛をのばして服装も気にかけるようになったとか。
所属は長野日野自動車
大学卒業後、山本涼太選手は「長野日野自動車」に就職しスキーを続けています。
大学4年のシーズンに入る直前まで、卒業後の進路が決まらず、競技をやめる可能性もあった。
そんな時、スキー部の監督と交流があった日野自動車からグループ企業の長野日野自動車を紹介された。同社は地域貢献の一環で、県内のプロサッカーやパラアイスホッケーのチームに資金援助するなど、スポンサーとして応援してきた。
個人競技にも関われないか模索しており、山本の採用が決まった。引用元：毎日新聞より
山本涼太選手は、長野日野自動車に採用されなければいよいよ…というところまで追いつめられていたと話しています。
山本涼太選手を拾ってくれたのが長野日野自動車ということです。
（山本涼太）「ここがもし採用していなければ、私もしかしたら競技をしていないかもしれない、というところまで来ていたので…」
引用元：Yahooニュースより
実は、山本涼太選手が所属している長野日野自動車は、スキー部を2020年に設立したばかりなのです。
スキー部に所属しているのは、山本涼太選手とクロスカントリーの小林千佳選手の2人です。
画像：日刊スポーツ（小林千佳）
小林千佳選手も北京オリンピック（2022年2月）に出場することが決まっています。
ちなみに、2人は同じ飯山高校出身で先輩後輩の関係だそうです。
2022年時点で山本涼太選手は、社会人としては2年目です。
画像：Yahooニュース（山本涼太）
週に2日ほど出勤し、オフィスで電話応対やスキークラブの情報発信などの業務をこなしています。
長野日野自動車はスキー部を設立するにあたって、水野右代表取締役社長がこのように話していました。
「若いアスリートは、大学を出るとなかなか競技に専念できないという、いろんな壁がありまして。
そういった話をずっと聞いていたものですから、長野五輪世代の若い人たちが、これから日本、世界で活躍できるように、私どもでできるだけのお膳立てをしよう」引用元：Yahooニュースより
さすがスキー王国、長野です。
将来有望な選手のためにも、競技に専念できる環境をととのえてあげるとは本当にすばらしいことです。
山本涼太選手はいい練習環境で、質の高い練習を継続して続けられているので、とても感謝してると話しています。
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まとめ
山本涼太選手のプロフィール！出身は長野で早稲田卒のノルディック新星についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
山本涼太選手は、長野県の出身で小さい頃からスキージャンプに取り組んできました。
さらにクロスカントリーまで始め、その才能はすぐに開花しました。
スキージャンプの指導者であったお父さんの影響が大きかったようですね。
スキーの名門校である早稲田大学を卒業し、長野日野自動車でスキーを続けています。
ノルディック複合の次世代エースとも呼ばれている山本涼太選手。
これから注目度が上がること間違いなしです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
